音質が安定しているだけでなく、月々の基本料金がNTTの固定電話(1,450~1,950円)よりも安いことも魅力です。
eo光の光電話もお得なサービスなのでしょうか?
契約するときの注意点や知っておきたい基本事項をまとめました!
eo光電話の基本情報
eo光電話は、現在利用している固定電話の番号をそのまま利用できる高音質光電話サービスです。
電話番号が変わるとクレジットカードや銀行、子どもの学校、勤務先などにも連絡しなくてはなりませんから、電話番号をそのまま利用できるのは嬉しいですよね。
また、電話だけでなくFAXにも対応していますので、電話やFAXが利用できなくなってしまうということはありません。
しかも、どの電話機でも利用可能ですので、新たに専用の電話機を購入する必要もありません。
eo光電話の料金
電話もFAXもそのまま利用可能、しかも高音質なeo光電話。
料金が高いなら、わざわざNTTの固定電話から乗り換える意味がありませんよね。
毎月の基本料金と通話料金、そして初期工事にかかる費用を見ていきましょう。
eo光電話の基本料金
ほとんどの光回線業者では、光電話の基本料金は月々税抜き500円と決まっているのですが、eo光の光電話はなんと基本料金が0円です。
ただし、電話を利用するときはeo光多機能ルーター(レンタル費用:月額税抜き286円)が必要になりますが、それでも非常に安く利用できると言えますね。
eo光電話の通話料金
eo光電話は、基本料金だけでなく通話料金も低く設定されています。
3分電話をかけたときの通話料金をNTT東西の固定電話の通話料金と比較してみました。
eo光電話 | NTT東日本 | NTT西日本 | |
---|---|---|---|
eo光電話に電話をかける | 0円 | 市内:8.5円 市外:20~40円 |
市内:8.5円 市外:20~40円 |
近畿エリアに電話をかける | 7.4円 | 市内:8.5円 市外:20~40円 |
市内:8.5円 市外:20~40円 |
近畿エリア以外に電話をかける | 8円 | 20~40円 | 20~40円 |
携帯電話に電話をかける | 54円 | 48~52.5円 | 51~60円 |
※eo光の近畿エリアとは、大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県・和歌山県・奈良県の2府4県に福井県を含めたエリアです。
※料金はいずれも税抜き表示です。
固定電話にかけるときは、eo光電話がNTT東西よりも圧倒的に安くなっています。
しかしながら、携帯電話にかけるときは特別お得なわけではありませんので、スマホの無料通話アプリなどを利用する方が良いでしょう。
eo光電話の工事費用
基本料金も通話料金も安くても、初期工事に莫大なお金がかかってしまうのなら、ちょっと考えてしまいますよね。
しかし、eo光電話は初期工事費用もなんと無料!
大抵の光回線業者で数千円は請求されますので、無料で光電話を導入できるのはかなり珍しいと言えます。
また、通常、工事費以外に「契約事務手数料」も請求されるのですが、これもeo光電話は無料。
ただし、eo光のインターネットサービスに加入するときに、同時にeo光電話の契約を行うことが条件となります。
先にインターネットだけを利用して、後からeo光電話の契約を行うときは、契約事務手数料として3,000円が請求されます。
尚、初期工事費用は、どのタイミングでeo光電話に契約しても無料です。
eo光 電話の契約方法
eo光電話は、eo光の公式サイトから申し込むことができます。
eo光電話だけで申し込むことはできませんので、かならずインターネットサービスか電話サービスと一緒に申し込みましょう。
すでにeo光のインターネットサービスを利用している場合は、いつでもeo光電話の契約を行うことができます。
契約を行うと、宅内調査(マンションでは不要)と宅内工事を経て開通となります。混み具合や工事の進捗にもよりますが、申し込んでから1~2ヶ月でインターネットと光電話が使用できるようになります。
eo光電話への乗り換え方法
すでにeo光ネットを導入しており、eo光電話のみの新規契約の場合は、eo光多機能ルーターが郵送されて来ますので、契約者が自分で接続すれば設定完了です。
現在利用しているNTTの固定電話の番号を引き続き利用したいときは、eo光多機能ルーターの初期設定後、eoマイページから「NTT番号切替工事日予約」を行って下さい。
eo光電話に乗り換えると電話番号は変わる?
eo光電話ではナンバーポータビリティが利用できますので、NTTの固定電話で利用していた番号をそのまま使用することができます。
また、NTTの固定電話からeo光以外の光電話にナンバーポータビリティで電話番号を引き継いでいる場合にも、eo光電話に番号を引き継いで使用することができます。
ただし、現在、光電話専用に発行してもらった電話番号を利用している場合は、eo光電話で同じ番号を引き継いで使用することができません。
ナンバーポータビリティの費用が必要!
ナンバーポータビリティの際には、割当手数料として2,000円(一回のみ。eo光に支払う)とNTT休止工事費用として2,000円(一回のみ。NTT西日本に支払う)がかかります。
これらの費用を節約したい人は、新しく番号を発行してもらうのもアリでしょう。
eo光電話の解約方法
eo光電話を解約したい場合は、eoサポートダイヤル(0120-919-151もしくは050-7105-151毎日9:00~21:00)に電話をかけて解約を申し入れましょう。
eo光の登録証が手元にあるなら、スムーズに解約手続きを実施できます。
また、eo光の解約方法を紹介している記事もありますのでチェックしてみて下さいね。
eo光電話のオプションやパック
eo光にはさまざまなオプションがあります。
また、オプションを組み合わせると料金がお得になる「eo光電話パック」などもあります。
それぞれのサービス内容と料金をご紹介します。
発信者番号表示サービス
相手の電話番号がディスプレイに表示されるサービスです。月額税抜き200円のオプション料金が必要です。
転送電話サービス
家の電話に出られないことが多い人は、転送電話サービス(月額税抜き200円)に登録することもオススメです。
2番号サービス
家庭内で電話番号が異なる2つの電話を利用したい人は、2番号サービスがオススメです。
オプション料金は月額税抜き761円ですが、eo光多機能ルーターがもう1台必要(レンタル料:月額税抜き381円)になりますので、月々の料金に税抜き1,142円(マンションでは1,143円)されます。
eo光電話のパック利用サービス
2番号サービス以外のオプションサービスはいずれも月額税抜き200円で利用できますが、複数のオプションサービスを利用する場合は、以下のパック料金がお得になります。
eo光電話パック3 | eo光電話パック7 |
---|---|
・発信者番号表示サービス ・転送電話サービス ・複数電話サービスか割込電話サービス |
・発信者番号表示サービス ・転送電話サービス ・非通知着信拒否サービス ・転送電話選択サービス ・迷惑電話拒否サービス ・指定番号着信選択サービス ・複数電話サービスか割込電話サービス |
月額税抜き600円→400円 | 月額税抜き1,400円→600円 |
eo光電話のメリットとデメリット
どんな人にeo光電話は向いていると言えるでしょうか。
eo光電話のメリットとデメリットをまとめましたので、ご自分に向いているのか検討してみて下さい。
eo光電話のメリット
現在NTTの固定電話を契約しているのなら、基本料金無料かつ通話料金も安いeo光電話はお得な選択肢と言えます。
音質も良いですので、特に不便を感じることはないでしょう。
また、自営業の人や二世帯住宅の人、電話とFAXの番号を分けたい人など、家に2本の電話が必要な人にもeo光電話は適しています。
eo光電話のデメリット
特定の携帯電話に電話をかけることが多い人には、eo光電話はあまりお得な電話ではありません。
例えば、ソフトバンク光の光電話「ホワイト光電話」なら、ソフトバンクケータイはもちろん、他の携帯電話も1日に10分以内(1ヶ月500回まで)なら通話料金は無料です。携帯電話にかけることが多い人は検討してみてください。

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eo光電話はお得!使い方に合った電話に乗り換えよう
初期工事費も基本料金も、タイミングによっては契約手数料も無料になるeo光電話。
非常にお得なサービスですが、携帯電話への通話が多い人には適しているとは言えません。
ご家庭の固定電話の用途に合わせて、適した光電話と光回線を選ぶようにしてくださいね。