中国地方で展開されている光回線サービス・メガエッグ。引っ越しなどを機に、契約を検討している方も多いでしょう。
地方独自のサービスなので、気になるのは各種料金やメリット・デメリットですよね。この記事では、メガエッグの特徴を徹底解説します。
目次
メガエッグは中国地方向けのインターネット回線
メガエッグのエリアは、広島県、島根県、山口県、岡山県、鳥取県の計5県で提供されています。
他の地方から中国地方に引っ越してきた、以前から住んでいるなどの理由でメガエッグを契約しようか悩んでいる方も多いでしょう。
まずはメガエッグのサービス内容や契約方法、解約金といった基本情報を紹介します。
メガエッグとは?
メガエッグはエネルギア・コミュニケーションズが展開しているインターネット接続サービスです。
中国地方で展開されているメガエッグは、戸建住宅や集合住宅の対応する建物で契約できます。
メガエッグのサービスの特徴はまず、プロバイダと光回線がセットになっていることでしょう。
フレッツ光のように光回線とプロバイダを別々に契約しなくて良いので、シンプルです。
そしてメガエッグでは1Gbpsで通信できる「ギガ王」と100Mbps対応の「メガ王」という2種類のサービスが用意されていて、自由に選べるのも特徴です。
メガエッグのエリアについて詳しく解説している記事もあるのでチェックしてみて下さいね。
メガエッグの契約方法
メガエッグを契約するには、公式サイトから申し込みを行いましょう。
自宅がサービス提供エリアに当てはまっているか確認をして申し込み手続きをすれば、順次工事日程の調整などが行われ契約を開始できます。
ちなみにメガエッグは電話でも申し込みが可能です。契約事項等を確認したい場合は電話で申し込みましょう。
メガエッグの解約金は?
メガエッグの複数年契約割引適用時に発生する解約金は、契約しているプランや住居形態によって異なります。
また解約するタイミング(累計の利用期間)によっても変動するので、注意しましょう。
契約満了後の更新期間(60日間)は解約金がかかりませんが、それ以外のタイミングでは解約金が発生します。
メガエッグ光ネット[ホーム]とメガエッグ光ネット[マンション、ファミリーコース]における3年契約を適用した状態での解約金を表にまとめました。
メガエッグ光ネット[ホーム]
ギガ王(税抜) | メガ王(税抜) | |
---|---|---|
1~3年目 | 1年目:30,000円 2年目:20,000円 3年目:19,000円 | 1年目:15,000円 2年目:10,000円 3年目:10,000円 |
4~6年目 | 4年目:30,000円(更新割引未適用時10,000円) 5年目:20,000円 6年目:10,000円 | 4年目:15,000円 5年目:10,000円 6年目:10,000円 |
7年目~ | 10,000円 | 10,000円 |
メガエッグ光ネット[マンション]、ファミリーコース
ギガ王・メガ王(税抜) | |
---|---|
1~3年目 | 1年目:7,000円 2年目:5,000円 3年目:5,000円、更新割引未適用時3,000円 |
4~6年目 | 4年目:7,000円 5年目:5,000円 6年目:3,000円 |
7年目~ | 3,000円 |
この通り、タイミングによって解約金は大きく変動するので注意しましょう。
メガエッグの解約する方法を紹介している記事もあるのでチェックしてみて下さいね。
メガエッグの料金を紹介!フレッツ光とも比較してみた
続いて、メガエッグの月額料金をチェックしてみましょう。戸建住宅と集合住宅の「ファミリーコース」における月額料金をご覧ください。
ファミリーコースはビデオ配信サービスや無料の訪問サポートサービスがない代わりに料金が安価なプランです。
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戸建住宅(ファミリーコース、ギガ王)
メガエッグのファミリーコース(ギガ王)は、1年目と2~6年目、そして7年目以降の月額料金が異なっています。
3年契約適用時の料金プランをまとめたので、ご覧ください。
利用年数 | 月額料金(税抜) |
---|---|
1年目 | 4,000円 |
2~6年目 | 5,000円 |
7年目~ | 4,700円 |
1年目は「新規加入割引」と「更新割引」、2~3年目は「更新割引」、そして4年目からは「長期利用割引」が適用されて、上記の料金となっています。
ちなみに1Gbps対応のギガ王ではなく100Mbpsのメガ王で契約する場合、料金は3年契約時一律5,300円(税抜)と高額です。ギガ王のほうが、速くて安いことを覚えておきましょう。
集合住宅(ファミリーコース、ギガ王・メガ王)
集合住宅はギガ王・メガ王共に料金設定が共通です。
ただし1棟あたりの契約数によって料金が変動することと、4~6年目は一旦料金が200円上がることに注意しなければいけません。
1棟あたり15契約以下の月額料金(税抜) | 1棟あたり16契約以上の月額料金(税抜) | |
---|---|---|
1年目 | 2,200円 | 2,000円 |
2~3年目 | 3,800円 | 3,600円 |
4~6年目 | 4,000円 | 3,800円 |
7年目~ | 3,800円 | 3,600円 |
契約の際は、事前に自宅がどちらの料金設定になるのか確認してから申し込むことをおすすめします。
メガエッグとフレッツ光(NTT西日本エリア)の料金を比較!
メガエッグとフレッツ光の両方に対応する建物に住んでいる場合、どちらを選ぶべきか迷いますよね。
戸建住宅と集合住宅(1棟あたり15契約以下)における1~3年目の月額料金をそれぞれまとめたので、ご覧ください。
なおフレッツ光は別途プロバイダを契約する必要があるので、今回はOCNを契約する前提で料金を記載しています。
戸建住宅
戸建住宅における比較表は以下のとおりです。
利用年数 | メガエッグ(税抜) | フレッツ光(税抜、Web光もっともっと割適用時) |
---|---|---|
1年目 | 2,200円 | 4,910円(3,810円+OCN1,100円) |
2~3年目 | 3,800円 |
この通り、メガエッグのほうが料金設定は2年目以降も含めて安価ですね。
戸建住宅に住んでいて安さを重視するなら、メガエッグを選びましょう。
集合住宅
続いて集合住宅の場合は、以下のとおりです。
利用年数 | メガエッグ(税抜) | フレッツ光(税抜、Web光もっともっと割適用時) |
---|---|---|
1年目 | 2,200円 | 3,830円(2,930円+OCN900円) |
2~3年目 | 3,800円 |
フレッツ光ではプロバイダ料金がかかることを踏まえると、メガエッグのほうが安価です。
ただし選ぶプロバイダによっては、2年目以降の料金と比較するとフレッツ光の方が安価になることもあります。
例えばBB.exciteは通常月額500円(税抜)なので、これを選んだら470円ほどフレッツ光の方が安くなりますよ。
メガエッグのサービスやオプションを紹介
メガエッグは、キャンペーンサービスをオプションを利用することでより便利に活用できます。どのような特典があるのか、チェックしてみましょう。
公式サイトからの契約で15,000円のキャッシュバックあり
公式サイトからメガエッグのギガ王やメガ王に3年契約で申し込めば、15,000円分の現金を獲得できます。
開通月の翌月16日に基本メールアドレスへ送られてきた案内メールから、手続きを行いましょう。
手続きはメールの受信から2週間以内に行わなければ権利が無効になるので、忘れずに手続きを行うよう気をつけましょう。
でんき割で通信費を削減
中国電力の「メガエッグでんき割メニュー」を利用すれば、自動や手動で貯まったポイントをメガエッグの割引に使えます。
通信費を削減したい方は、でんき割を活用しましょう。
ギガ王とメガ王の違いは通信速度
メガエッグにはギガ王とメガ王がありますが、違いは月額料金以外だと通信速度です。
ギガ王は1Gbps、メガ王は100Mbpsなので、高速で通信できるギガ王の選択がおすすめですね。
マカフィーを無料で使える、ウイルスバスターも契約可能
メガ王やギガ王で契約していれば、マンションのスタンダードコースを除いて2種類のセキュリティソフトのどちらかを使えます。
- マカフィー+True Key
- ウイルスバスター+PasswordManager
ウイルス対策とパスワード管理ソフトを使えるので、どちらかを選んで申し込みましょう。マカフィーなら無料、ウイルスバスターは月額429円(税抜)です。
ルーターは後から最新機種に変更できる
メガエッグの契約時はIP電話対応のブロードバンドルーターが提供されますが、このルーターは必要に応じて後から最新機種に変更することもできます。
長期間使っていて調子が悪くなってくるなどしたら、機種変更を行いましょう。
auスマートバリューでauスマホ代を割引にできる!
メガエッグで光ネットと光電話のサービスを契約していれば、auのスマートフォンや携帯電話料金が割引になります。
1台ごとに2年間最大2,000円(税抜)の割引を最大10回線までに適用可能なので、必要に応じて申し込みましょう。auユーザーにとって嬉しいメリットですね。
メガエッグのメリット・デメリットは?
最後に、メガエッグのメリットとデメリットをチェックしましょう。
これらを踏まえつつ、契約を検討してみてください。
メガエッグのメリット
メガエッグのメリットは複数のサービスが1つの契約にまとまっていて、他社と比べて速度面でも劣っていないことでしょう。
プロバイダ込みのサービスで繋がらないなどのトラブル対策が迅速
メガエッグは、フレッツ光などと違いプロバイダと完全にセットで提供されています。
そのため繋がらないなどトラブルが起こった時は、メガエッグに問い合わせればすぐに問題解決へ向かえます。
トラブル対策が迅速であることは、メガエッグのメリットでしょう。
通信速度は最大1Gbpsで十分高速
メガエッグは、ギガ王で契約すれば最大1Gbpsで通信することが可能です。
1Gbpsはフレッツ光やauひかり(ギガ得プランなど)と共通する高速なので、データのダウンロードや動画の再生など通信速度が必要な作業も十分快適にこなせるでしょう。
メガエッグのデメリット
メガエッグを契約するにあたり特に注意したいのは、提供エリアが限られていることと通信量の制限です。
特に通信量については使いすぎに注意しなければいけません。
引越し後エリア外で乗り換えが必須になることもある
メガエッグは中国地方でのみ展開されているサービスなので、提供エリア外に引っ越す場合は回線を他社に乗り換える必要があります。
転勤などで頻繁に引っ越しをしている方は、全国で展開されているフレッツ光やauひかりなども検討しましょう。
1日に30GB以上の通信を継続的に行うと強制解約の可能性あり
メガエッグは、1日に30GB以上の通信を「継続的に」行った場合強制解約になる場合があります。
例えばPS4等の最新ゲームソフトを連続でたくさんダウンロードしたり、クラウドストレージに動画や音楽などのファイルを何十・何百GBと一度に送受信したりすると、制限を超えて契約解除となってしまうこともあり得ます。
メガエッグを利用していて大容量のデータをやり取りする必要がある際は、できるだけ連続で行わず何回かに分けるよう気をつけたほうが良いでしょう。
まとめ
メガエッグは、1年目の月額料金が安くプロバイダやセキュリティ対策ソフトがセットになっているのが特徴です。
auユーザーなら、光電話とインターネットをセットで契約している場合スマートフォンや携帯電話の月額料金を割引にすることもできますよ。
中国地方に住む方は、他社とも比較しつつ検討してみてはどうでしょうか。